社交ダンスシューズの種類と選び方について紹介

社交ダンスシューズの種類

社交ダンスシューズには大きく分けて「スタンダード用シューズ」と「ラテンアメリカン用シューズ」、「兼用」の3種類があります。まずは、それぞれのシューズの特徴について紹介します。

スタンダード用シューズ

スタンダードとは、社交ダンスの種類の1つです。スタンダードをメインに踊りたいと思っている方はスタンダード用シューズ を選びましょう。

男性用は、エナメル素材のシューズがほとんどです。ヒールの高さは、2.0〜2.5cmと低めなのが特徴です。一方、女性用はパンプス型のヒールを使用します。パンプスにはデザインとして甲や足首にストラップが付いているものもあり、付いている方が足元が固定されるため動きやすくなります。ただし、ストラップが付いていない場合でも、シューズバンドという透明のバンドで固定することが可能です。色は大体ベージュで、時折、衣装の色に合わせることもあります。ヒールの高さは5.0〜7.0cmが目安です。

ラテンアメリカン用シューズ

男性のラテンアメリカ用シューズとスタンダード用シューズとの大きな違いはヒールの高さです。ラテンアメリカ用のヒールの方が若干高く、約4.0cmなので始めは足元を安定させることが大変かもしれません。また、素材も本皮のものが多いですが、最近はエナメルシューズを履く方も増えてきていることが特徴です。

一方、女性のラテンシューズはサンダル型のもので、デザインが豊富にあるため、自分好みのものを選べます。色はスタンダード用と同様に、ベージュが基本で、ヒールの高さは5.0〜8.0cmとスタンダードより少し高めです。

兼用

競技会に出場する際は、それぞれの専用のシューズで出場することが望ましいですが、パーティなどのダンスタイムでどちらの曲も踊るときや、初心者の方は兼用シューズがおすすめです。どちらの種目でも踊れるようになっているため、履き替える必要がなく、プロの先生もレッスンでは兼用シューズを使うことが多いです。

社交ダンスシューズの選び方

社交ダンスシューズの種類について紹介しましたが、ここからは、シューズの選び方について具体的に紹介します。

サイズ

社交ダンスのシューズは素足やストッキングで着用するので、足にぴったりのサイズを選ぶことが大切です。普段の靴は、靴下を履くことや、脱ぎ履きのしやすさを考えて、無意識のうちに少し大きめのサイズを選んでいることが多いため、普段の感覚では選ばないように注意しましょう。

できれば、足をしっかりと採寸してから、シューズを選ぶのがおすすめです。事前に「つま先」から「かかと」までの縦の長さと、（足裏）と親指付け根から小指付け根までの（足囲）の2箇所を測ってから、シューズを選ぶようにしましょう。

ヒールの高さ

国内で最もシェアされているヒールの高さは7cmと言われています。しかし、初心者や安定感を求める場合、最初は足首に負担のかからない5cm前後の低めのものを選ぶようにしましょう。

かかとはホールド力のあるものを

かかとをしっかりとホールドしてくれるかも、重要なポイントです。かかととの接地面に隙間がると、踊るときにシューズと足との間に隙間ができて、動く度にズレが生じ、かかとが擦り切れてしまうことがあります。

また、女性の場合、かかと部分の硬さもある程度必要です、柔らかすぎるとしっかりとホールドできないため、試着する際は、かかとのフィット感はもちろん、硬さも確認するようにしましょう。

つま先は5〜10mm程余裕のあるものを

つま先部分や足の甲の高さが自分に合っていないと、少し踊っただけで疲れやすくなり、痛みを感じるようになります。また、つま先はあまりキツすぎると外反母趾の原因にもなります。

そのため、つま先は5〜10mm程余裕のあるものを選ぶことをおすすめします。具体的には、シューズを履いた際に、指でつま先を押してみて指1本くらいの余裕があるものがいいでしょう。

まとめ

今回は、社交ダンスシューズの種類と選び方について紹介しました。

ダンスシューズの履き心地は、床の上で表現する社交ダンスにはとても大切なアイテムです。こちらの記事を参考にして、ぜひご自身にぴったりと合うシューズを見つけてみてください。

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