社交ダンスのメリットとは？社交ダンスの7つのメリットを紹介

社交ダンスを始める年齢は？

社交ダンスは何歳からでも始めることができます。欧米では、ダンスは教養のひとつだと考えられ、礼儀や作法、コミュニケーションの手段として、幼い頃からダンスに親しんでいます。

一方、日本ではこうした習慣はなく、社交ダンスに触れ合う機会が少ないため、始めるのも気後れしてしまう方も多いと思います。しかし、社交ダンスの基本は、歩くことです。そのため、音楽に合わせて歩けばダンスは踊ることができるため、何歳からでも始めることができるダンスなのです。

20代や30代でも十分に楽しむことができ、また、定年退職してから始めるのも、仕事に忙しい40代、50代にストレス解消としても始めることも可能です。社交ダンスの競技ダンスには年齢制限はありませんので、ジュニアからシニアの方まで幅広く楽しむことができるダンスです。

社交ダンスの7つのメリット

社交ダンスには主に7つのメリットがあります。ここからは、それぞれのメリットについて詳しく紹介します。

姿勢が良くなる

社交ダンスの基本は、まっすぐに立つことです。長時間のデスクワークや普段何気なく過ごしているうちに、姿勢が悪くなっているため、なかなかまっすぐに立つことができなくなっていることが多いです。しかし、社交ダンスを始めることで、筋肉や姿勢、体幹などが鍛えられます。つまり、社交ダンスを続けることによって、歪んだ身体を矯正し、綺麗に立つ練習をすることで姿勢を矯正することができるのです。

脂肪燃焼効果

社交ダンスは正しい姿勢を保ちながら音楽に合わせて踊ります。これによって、インナーマッスルが鍛えられ、脂肪燃焼効果が期待できます。また、女性の場合、しなやかで女性らしい曲線が生まれます。さらに、インナーマッスルは普段の姿勢や新陳代謝にも効果があるため、美容や健康にも良いとされているのです。

ストレス発散になる

ダンスは音楽に合わせて踊るため、ストレス解消に効果的と言われています。中でも、社交ダンスは種目が10種目あり、すべて曲調が異なります。また、テンポも変わるため、身体をリズムに合わせるだけでも気持ちが良くなります。このように、ただ淡々と体を動かすのではなく、音楽に合わせてリラックスすることで通常の運動よりもストレス解消に効果的なのです。

ダンスは有酸素運動

長時間続けて行う運動を一般的に、有酸素運動といいます。社交ダンスは、有酸素運動になるため、ジョギングやウォーキングといった同様の効果があるとされています。例えば、体脂肪を燃焼させる、悪玉コレステロールを減少させ、善玉コレステロールを増やす、血中の糖質を分解する、自律神経を整える、心肺機能が鍛えられる、毛細血管が発達するなどさまざまな健康効果が期待できます。

ヒーリング効果がある

社交ダンスは手と手を取り合って踊ります。こうしたスキンシップを取ることで、脳内に「オキシトシン」という通称「幸せホルモン」が分泌されます。このオキシトシンには、不安やストレスを軽減し、安心感や信頼度を高める働きがあるのです。

足を鍛えられる

心臓は筋肉を使ってポンプのように血液を全身に送り出しています。足は体の下の方に位置するため、心臓から離れているので重力の影響で血液が溜まりやすいのです。しかし、足の筋肉を動かすことによって、血液を体中に循環させられるため、「足は第二の心臓」と呼ばれています。

社交ダンスは、下半身をとてもよく使い、複雑な動きで足全体を使います。種目にもよりますが、鍛えられる筋肉の部位もさまざまなため、足をかなり鍛えることができるのです。

脳の活性化につながる

音楽に合わせて踊る、次のステップを考えながら踊る社交ダンスは全身運動であり、知的活動でもあります。そのため、両方の活動を行う社交ダンスは、脳が活性化し、認知症予防にも効果があると言われています。

まとめ

今回は、社交ダンスを始める年齢やメリットについて紹介しました。

社交ダンスは身体的なメリットだけでなく、ヒーリング効果や脳の活性化など精神的にもさまざまなメリットがあります。また、社交ダンスは何歳からでも始められるダンスのため、気になったらぜひ挑戦してみてください。

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